2022 夏:上高地 五千尺ホテルに2泊3日の旅(2日目後半)

さて、昼食も終わり、ホテルへ戻ります。

本日は、3階の梓川側、テラスつきのお部屋です。
昨日お世話になった2階のお部屋から、ホテルのスタッフさんが荷物を移動してくれました。では、お部屋オープンーー。

落ち着いた色合い~。シックなお部屋です。

 

…んんん?

 

もしかして、ここはリフォームしてないのかな?
2階と比較すると、程よく使い込まれているような…。ひらたーく言うと、ちょい古さを感じる(笑)。ホテルのHPや旅行会社のサイト写真ではわからなかったですねー。昨日2階を経験しておいてよかったかも。

 

でも、2階にはなかった開放感が、これ!

なぜ、画像を小さく載せる(笑)!!

だって、虫がいて、結局活用しなかったんだもん…。
以上の理由により、滞在中、テラスを楽しむことはありませんでした。想定外だったなー(笑)。

飛び回る虫を警戒しながら、テラスからの眺望を記録。眺め、いいでーーす!

 


一方、オットは疲れたのか部屋に入るなりこうなりまして。

 

でも、もちこたえてるお天気がもったいなく、わたしだけ再び散策へ。
だってもったいないじゃん、こんなにお天気なんだよーーー。

ひとりでも楽しい、梓川。

河童橋の下にも回り込んでみたりして。

 

 

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部屋に戻り、オットを誘ってホテルのラウンジへGO。
アップルパイが食べてみたかったのーー。ででんっ。

 

お夕飯前にそれは無理、とオットはビール。

 

すごく美味しかったし、優雅なひと時だったけど、お値段も豪華(笑)。
特別な空間の、特別なスイーツということで。

 

ごちそうさまでした。

 

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今夜も18:00スタートのお夕飯タイム。
連泊だとどれくらいお料理が違うのか、超たのしみではありましたが、いただいてビックリ!

全部違うーーー!
まさかの1日目よりランクアップ!?

 

平静を装っていただいたものの、小さな声で「すごくない?すごくない?」と興奮しながらのフルコース。

それでは、この旅の2度目のディナーを振り返りますー。

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まずは、アミューズ。
【鰹の塩こうじマリネ フルーツトマトのソース 自家製牛肉のパイ】

小松菜に隠れちゃって見えないけど、左に鰹、ちゃんといます。トマトの酸味が鰹と合ってて美味しい。で、食べてみて「お!!」と唸ったのが右の牛肉パイ包み。

 

スティック状の上品サイズ。もっとちょうだい!と言いたくなるほど、牛肉が美味しーー。

 

昨日のソムリエセレクションではなく、2日目は自分で選んで。シャンパンから。

飲めないクセに、カッコだけの、わたしのノンアルシャンパン。昨日のは、ちょっと甘すぎて食事にあわなかったのです。今回はサッパリと甘くないタイプ。美味しかったです。


続いて、前菜の
【鮑のグリエと霜降りヒラタケとホタテのタルトレット】

アワビですよ、アワビ。標高1500メートルの上高地でアワビ。柔らかいのに、焼き目が香ばしくて、おいし。黄色いソースが見た目と違って、卵っぽくなく。ちょっと辛みがあったような気が…(思い出せない)。締まったお味。


ホタテのタルトも、贅沢なお味がしましたねー。サクラエビも香ばしく、ヒラタケの旨味もあってずっと食べていられる!

ここまで、まだ前菜ですよ。牛肉、アワビ、ホタテ…。食材がアップグレードしてませんです??

 

そして、スープは
【蛤のスープ】。

はい、美味しいーー!

 

 

それでは、2日目のメインディッシュ。まずはお魚。
【日本海産鰆のカダイフ巻 ポワロ―のソース】

カダイフ巻って、揚げてあることが多いけど、これは焼いているんじゃないかな?と、オット。
そうなんです?そもそも「カダイフ巻」って初めて知ったんですけど。

 

昨日の真鯛といい、鰆といい、お魚の表面はカリッと、中はしっとり柔らかくふんわり仕上がって。添えられたソースも美味しいけれど、火加減が美味しさの8割じゃないかと思うくらい、美味しい一皿。

 

で。昨日メインのお肉料理のヒアリングがありました。「明日のお料理、仔羊はいかがですか?」。おすすめであろうと察知し、オットと即、賛同しました。

 

仔羊といえば、あれでしょ?あれ!骨に沿ってナイフを入れる感じのーーー。
お肉料理【北海道産乳のみ仔羊のグラサージュ】

骨、ありませんね(笑)。

というか、これまでに食べた、どの仔羊よりも美味なんですけど!!
焼き加減も絶妙で、なんなら牛肉のフィレより上かもしれない。や、昨日の牛フィレも絶品だった。仔羊おいしいではないですかーー!!

 

そりゃ、赤ワインもすすむよね。

 

2日目のパンも勿論おいしくて。お代わり!お代わり!!右側のパンはイチジクが練り込まれていて、これがまた仔羊に合うったら。

お腹いっぱいにならなきゃいいのに…。

 

 

お皿が進むにつれ、オットと同じことを考えていました。
「2日目のメニューのほうが、もしかして、豪華?」
「連泊する人が多いの?」
「メニュー全然違うけど、何パターンあるの??」

 

そんなことを考えているうちに、とうとう最後のデザートに。
【日向夏とミントのムース リンゴとアボカドのアイス】

日向夏はほどよい酸味でコースを締めてくれて、アボカドとリンゴのアイスは最初にアボカド、後味リンゴで、つまりはサッパリといただける甘さのデザート。一見、サッパリとマッタリの組み合わせに感じるけど、余韻はどっちも「さわやか」。ずーーっと、美味しかったです。

 

 

さて、ラストのコーヒーと小菓子。
ほんの一口ながら、贅沢なコースの重要な満足感ある存在。

 

 

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聞けば、5泊もする方、いらっしゃるそうで。
するとメニューはどうなるの?と尋ねると、スタッフの方もみたことがないようなお料理が繰り出されるそう。それだけ引き出し豊富なシェフだということ。いつになるか分からないけど、再訪の楽しみを持たせてくれるダイニングでしたねー。

 

結局、1日を通してお天気となり、2泊3日の日程をあと1日残してはいたものの、もう、なにもかも満足で、味わいつくした感の夜でした。

 

 

ぜーーたくを言えば。
夜には曇ってきちゃったので、満点の星空は望めませんでした。明日は朝から雨な感じです。でもね、もう満腹だから、明日はゆっくり目覚めるとします。おやすみなさいーー。

→ 2022 夏:上高地 五千尺ホテルに2泊3日の旅(3日目)

 

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