勝手口の引き戸に左薬指を挟んで骨折、マレット指に…。

自分のそそっかしさを悔やむこと6週間。
不自由な生活ともようやくオサラバできると思っていたのに、また2週間の延長。

完治まで2か月もかかるなんて…。トホホです。

実は、6月の中旬に骨折してしまったんです。

自宅の勝手口の引き戸を思いっきり「バン!」って閉めたら、左手の薬指がサッシに居残りになっていたようで。

イッターーーーーーーーーイ!!!!

と、叫んだ時には左薬指の爪と皮膚の間から流血。

痛みにこらえながら何とか薬指にカットバンを巻きつけ、激痛を鎮めるべく右手で患部を圧迫し、痛みが落ち着くのを待ちました。

涙、出ましたねー。痛すぎて。

で、出血はほどなく止まったので、湿布で冷やしながら痛みがひくのを待てばいいやと思ったんです。

最初は思ったんですよ。
瞬間的に「やっちゃったかな…。」って。折れたかも?的な痛みだったので。

中学生の時に左小指を骨折した経験があり、当時の記憶から、もしも骨折していたなら腫れがハンパない。だから様子を見ていれば骨折かどうかわかるっしょ、ってのん気に構えてました。

そして2日が経ち。
多少腫れはしたものの、骨折を疑うほどではなく、医者にもいなかったんです。

ところが。

指の第一関節から先が頭を下げたように真っすぐにならず、曲がったままになっちゃって。
コレ、おかしいよねー、てなことで。ようやくケガ4日目にして整形外科を受診したんです。

したらば!!

「骨折してるねーーー。手術だねぇ。明日の予約してく?」

マジですか!?手術って。

診断は「マレット指」。
はい、と渡された紙がコレ。
(出典:手の外科シリーズ)
(出典:手の外科シリーズ)

自分のレントゲンの画像もまったくこの絵と同じもの。
まさに、腱がついている骨の一部が折れた状態、でした。

骨折の診断にガッカリしただけでなく、手術という思いもよらない展開に超ブルー。
小指の骨折の時は1か月のギプスで済んだのに、手術なんて。
しかも早速翌日とは…。

ケガから数日たち、痛みがほとんど引いていただけにショックでした。

翌日の手術については、語りだしたら際限なくなるのでサクッと伝えると

・麻酔(局所)が痛い!
・手術時間は5分!(鋼線を3本挿入)
・麻酔が切れた後の痛みがハンパない
・痛み止めが効かずズキズキで2日間眠れない

って感じです。

術後の耐え難い痛み(個人差はあるみたいですよ)はホントに辛かったです(涙)。

なにより!!

左手が完全に不自由で、しかも濡らせないから、お風呂も洗顔も、水仕事も「できない」or「ビニール袋でドラえもん」状態。

利き手じゃなくてヨカッタじゃない!

という世間の優しいなぐさめだけではカバーできない不自由生活が始まったわけです。

当初は骨がくっつくまで4週間と言われ、でも一部ネット情報では4~6週間とあり、伸びる可能性も想定しながら何とか4週間を過ごしてきました。

その間の食事のほとんどは、隣に住む母(実家がそばでよかった!)にお願いし、独身時代の上げ膳据え膳ライフ。

洗顔や洗髪はなんとか片手でしてみたものの、どんなに時間をかけて頑張っても両手でするのとは同じようには出来ず、常にサッパリスッキリできない日々。

1か月も経つと、いよいよイライラがMAXになりました!

そんな生活を続けた4週間後のレントゲン。
経過を確認した結果、まだ不安定、とのことで3本入った鋼線の1本だけをまずは試し抜き。残る2本は翌週まで温存し、固定器具の装置と包帯は継続続行。はぁぁぁ。

して!!

6週目の今週、鋼線を全部抜いてもらえることにっ!!
ようやく(涙)ようやく(涙)自由になれるのねー、ワタシ。長かった…。

ちなみに鋼線を抜くのって、カンタンです。

入れるときは麻酔をして手術室で。でも、抜くときは麻酔もせず消毒や手当をする処置室で「サッ」と。

多少痛みを伴うものの、入れたときの痛みに比べたら蚊に刺されるようなレベル。楽勝です。
いいんですよ、自由になれる処置なんだから、ちょっとくらい痛くったって。

んが…。

「あと2週間は固定装置つけておいてね~。骨はくっついたと言っても強度がないからね~。」

ふたたび包帯ぐるぐる巻きの姿に。
また片手でお風呂ですか?カンベンしてくださいーーー(涙)。

とはいえ、不自由さには変わりなくとも鋼線がすべて抜けただけで気持ち的に開放感!
2か月ぶりにブログを書く気になれました。

そして振り返る…。

今回の事故現場となった「勝手口の引き戸」。
LIXILのものなんですが、この引き戸、クッソ重いんです。これ、ユーザーのみなさん問題なく使えてるのかなーと思っちゃう。

感覚には個人差もあるとは思いますが、自宅が出来あがったときに開け閉めしてビックリ。これまでの生活の中で経験したことのないレベルの重さで。

どの引き戸を入れるかは設計士さんの選定なので、気がついた引き渡しの際にでも交換とか対処をしてもらえばよかったんですけどね。

それまでの工事中にアレコレといろいろ修正を依頼してきた経緯もあって、引き戸の重さまでは言い出しにくくて流しちゃったんです。
そのうち慣れるかなー、とも思ったんで。

でも。

その重さゆえ反動をつけて閉めることが多く、今回の骨折だけでなく爪を折ることもシバシバ。日常的に「重いなー」と思いながらの使用はちょっとしたストレスにもなっています。

住居となると毎日のことなので、コレ困るなー、と思ったら遠慮せず申し出るべきだったと思います。

いまさら引き戸は変えられないし、家族のうちケガをしているのはワタシだけなので…。

「トビラは、おしとやかに閉めましょうーーーーー♪」

ってことで。

あと2週間、固定器具の装着、ガンバリます!

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