建方準備

大雪を警戒して建方(たてかた)の日程を延期した我が家。

建方(たてかた)とは、上棟(じょうとう)や建前(たてまえ)と同じ意味。福井では建方が一般的のよう。

2018年3月24日(土)、建築吉日(たつ)。この日、我が家は建方を迎えます。

「建築吉日」は、地鎮祭や上棟式に特に重視する日柄(吉日)のこと。

ちなみに、建築吉日には

「たつ(建)」「みつ(満)」「たいら(平)」「さだん(定)」「なる(成)」「ひらく(開)」

があり、うちの建方は建築吉日の「たつ(建)」の日。

その意味は…

 

『建築吉日(たつ):開店、移転、柱立て、棟上げ、新規事の開始など、すべてに大吉』

 

むふふ…。
お日柄、よーーーーし!!

建方は、棟梁や大工さんにこれからの建築工事のお願いと工期の安全をお祈りするもの。
とはいえ、人生で初めての自宅建築で勝手がわからない。

現場監督さんに相談すると、一般的な事例だけど…とA4一枚にまとめられたマニュアルをくださる。
そこには建方当日の全体の流れと、準備すべきものが書かれていました。

施主として準備するものは
・お酒(基礎コンクリートに撒き清めるためのもの)
・塩
・お茶とお菓子(午前10時と午後3時の休憩時間用)
・お弁当(昼食)

なるほど…。

でも、お弁当って、どの程度のもの?
よく聞く、お土産やご祝儀はどうなの?

大工さんと言えばガテン系。カロリーなんて気にしないだろうし、重労働をするわけだからガッツリ召し上がるのでは…?大盛りを用意した方がいい?

マニュアルには書いてないけど、お土産やご祝儀もお渡しするものだよね?
福井の相場はいくらくらいなんだろう…?

 

ギモンが止まらなーい。

 

で、てっとり早く現場監督さんに聞いたり、ネットで情報を集めて「こんな感じかなー」の準備を始めることに。

お弁当は、近所の仕出し屋さんに折詰めをお願いし、当日現場まで配達してもらえるよう手配。
お土産は私たちの好みで、持ち帰り用のお酒に「獺祭の2合瓶」、甘党にも辛党にも喜ばれるテッパンのお菓子「風雅巻き」を。
あと、お祝い事なので「お赤飯」も近所のお餅屋さんにお願いして、準備手配完了。

ご祝儀に使う新札も銀行で用意。
ご祝儀袋は心を込めて当日までに私が書こう。

これからお世話になる棟梁や大工さんに喜んでいただけるといいのだけど…。

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