玄関ドアとバルコニーと軒天の色、ピニーとスプルースで悩む

外壁のガルバリウムの色は「ギングロ」に決まったものの、まだ悩んでいるのが屋外の無垢材。

無垢材に塗る「茶系」の色味を、赤みのある「ピニー」にするか、それとも黄味がかった「スプルース」にするか。

塗装をするのは、「玄関ドア」と「2階バルコニー」と「軒天」部分。

設計士さんから借りてるキシラデコールという塗装の色見本と、ギングロのガルバリウムのサンプルを並べてみたけど、イマイチ決めきれず。(→外壁ガルバリウムと木の色合わせ

決められない理由は、

 

サンプルが小さくてイメージしづらい

 

これに尽きる。

実際に「色」が占める範囲は、ガルバリウムが家全体、木部分は限られた場所とはいえ面積にするとそれなりに大きい。

その出来上がりを想像するのに、ガルバリウムのサンプルサイズは20cm×50cm、塗装の色見本に至ってはスマホの1/2くらいしかない。

この小さな情報で大きなものをイメージしなくちゃいけないって、

ハードル高くない?

決めかねていると、現場監督から「サンプルでは小さすぎてわからんでしょ~。実際に軒天に使う杉板に候補の色を塗って持ってきますよ」とありがたい申し出が。

で、お持ちいただいたのがコレ。(左)杉の無垢(真ん中)ピニー(右)スプルース

監督自ら2度塗りしてくださったそう。ありがとうございますm(__)m

杉板に2度塗りしたものを見ると、色見本よりもどちらの色も「薄い」印象。
でも、実際の塗装回数と実際に使う杉板だから、出来上がりのイメージはこっちのほうが正しい。

というわけで、早速、現場に持ち出してガルバリウムのサンプルと並べてみる。

 

えーーーーーっ、そうなのーー!

 

小さな色見本で見比べていた時は、「スプルース」のほうがクールでスタイリッシュに仕上がりそうな気がして、内心「スプルース」押しだったけど…。

自然光の下で並べてみた2度塗りの「スプルース」の杉板と「ギングロ」のガルバリウムの組み合わせ。

これだと、どちらも光を反射してか少し白っぽく見え、コントラストがあまり感じられない。

色見本で比べていた時と印象がかなり違う…。

 

むしろ「ピニー」のほうが、「ギングロ」との相性がいいように見えた。

メーカーの色見本だけで決めちゃいけないのねーー!

 

実際の条件に合ったサンプルで判断しないと、出来上がった時に「あれれ?」ということになりかねない。
現場監督の判断、正しかったです。
室内だと色が「濃く」見えちゃうのよね…。外で使うものは外で見ないと。

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