アンティークになった祖父のケトル、薪ストーブやキャンプに…使えないっ

わたしが物心ついたころには、祖父の金物屋にあったという「銅のケトル」

継いだ父も亡くなり、祖父が始めた家業を、ついに廃業したのは、2014年の春。
大量にあった品物を、在庫一掃セールで、なんとか家族総出で整理したのが懐かしい。

自家利用できそうなもの、二束三文で売るには忍びないものなどは店舗の奥にしまっておいて、その後、ボチボチと使ったり、知り合いにあげたりして。それらの品物もあとごくわずか。

その中で、当時なんの計画もなかったけど、ゼッタイ売らないで欲しいと残してもらったのが、2つのケトル。

いつか薪ストーブのある家に住みたいって、ぼんやりした夢だけはあったから、そうなったら活かせると思って、予定もないのに母にお願いしたんだよねー。

売っちゃ、だめ!って。

そして、いま薪ストーブの横で、鎮座。いまだ「新品」!!

そう、ほんとうは使うものなんだよねーー、ケトル。

でも、使えなくて…。
値札つけたまま、飾ってます(笑)

キャンプで使っている人もたまに見かけるんだけど…、ツカエナイ。
もったいないのか、黒く煤けちゃったらメンテがめんどくさいのか、よくわかんないんだけど…。

ツカエナイ!!(笑)

祖父が仕入れたというだけで、すでに40~50年前のものと確定。そして、これからも使わないと、どんどんアンティーク化が進む!

どーなんだろう、銅製品のアンティークって。
アメリカのグレゴリアン、っていうメーカーのもの。
40~50年前の値札が「16800円」ですよ、仕入れはもっと低かっただろうけど、当時にしたらなかなかのお値段。

しかも「まるせん」だって!
福井のジモティー(しかも年季の入った人ね)しか知らない、かつての駅前のショッピングセンター!! 出店していたんですよ、テナントで。懐かしいーー。

きっと、うちの家業が輝いていた頃の品物なんですよね。
そう思うと、キャンプで真っ黒こげには、やっぱりデキナイ。
薪ストーブで、お湯…
こんな風に?

……沸かせない!!

もうしばらく、飾りだね。

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