念願の薪ストーブ設置!「ネスタ―マーチンS43」が我が家にやってきた!

懐事情をかんがみ、自宅完成時に導入できなかった薪ストーブ。
いつでも導入できるようにと煙突はつけてもらっていたものの、完全に屋根のお飾り。

実際、自宅の引き渡しが真夏だったこともあり、

「いますぐ設置しても土間のアクセサリーになるだけだしね!」

と、ポジティブないい言い訳をしてみたり、

「一年目は石油ストーブ(アウトドア用の小ぶりなもの)とエアコンだけで過ごして、断熱効果やパッシブハウスの『冬暖かい』を実感してみよう!」

などと納得しようとしたんだけど…。

なんと、そのエアコンの室外機が爆音!!!!

知らなかった。エアコンの室外機って夏場と冬場で音量が違うのね…。

たしかにウチのエアコンは容量が大きく、パワーがハンパない。1台で家をまるごと空調できるのはいいんだけど、その室外機の音がデカイのは困りますーーーーーー(涙)

ガラン、ガラン、ガラーーーーン!

特に、室温がエアコンの設定温度に達し巡航運転に入るまでの助走タイムが「激」うるさい。

ご近所の方々がまだ布団から出てこない静かな朝の時間帯、そう、まさに静かにしてほしいその時に!ウチの室外機が大音量で働き出す。

コレ、まずいやろーーーーー(悩)

どうにかならないものかと同タイプを使用する友人に聞いても「ウチもそうだよ」と。トホホ。
想定外です…。

数日考えた挙句、なけなしの通帳残高を確認。
朝の騒音は相当のストレスに違いなく、ご近所迷惑だけは避けたい。

あれこれ考えて。

いずれは導入するつもりだからと薪ストーブ設置代金を捻出する覚悟を決め、以前訪れた越前市の薪ストーブ屋さんを再訪。

この越前市の薪ストーブ屋さん、これがまたご縁というか、なんというか。

もともと薪ストーブを購入するつもりだったお店は別のところで、自宅設計当時から相談し見積もりもしてもらい、何度もお店に伺ってはストーブを見せていただいたりしたんだけど、結局ご縁がなく。

ほかの用事のついでに立ち寄った越前市の薪ストーブ屋さんにお世話になることに。

うちが欲しかった薪ストーブの機種は、針葉樹もガンガン燃やせる「ネスタ―マーチンS43」ベルギー製。

このネスターマーチンはどちらのお店にも取り扱いがあり、最終的には出していただいた見積額で決定したんですけどね。

でも、見積もりの値段以外でこの薪ストーブ屋さんに決めたポイントが。

・1年目の煙突掃除、メンテナンスが無料
・本業が材木屋さんなので、薪に使える端材をもらえる
・薪づくりに必要な道具を無料で貸してもらえる
・材木屋さんの事務所には約10年前のネスタ―マーチンS43が現役で活躍
・見積もりや質問事項へのレスポンスが、超早い(これ、重要)

わたし個人的にはお店のオーナーの奥様と好みが近かったことも、ちょっとした決め手で。

初めてお店に行った時にもらった和ふきんが、東京にいた頃によく通ったお店のものだったり。
手書きのお礼状が届いたりと、ひいきになってしまうツボが続き

ここのお店でしょ!

後から知ったことで、さらに選んでよかったと思えることもありました。

実はこのお店、薪ストーブ事業を「ネスタ―マーチンの代理店」としてスタートしたそうで。
ゆえに、事務所で活躍中の薪ストーブもネスタ―マーチン。

この機種を導入したいと思っていたウチにとっては、願ってもない業者さんだったわけです。

スタッフのお兄さんいわく、薪ストーブ屋としてはいろんな機種を使ってみたいものの、ネスタ―マーチンがまったく故障しないので入替えられないんですよーー、と苦笑い。

いいじゃないですかーーーーー!

というわけで、薪ストーブ設置の運びとなった記念すべき一日を振り返ると。

12月の週末、朝9時前から始まったストーブ設置作業。
専門スタッフのガタイのいいお兄さんと、スマートなイケメンお兄さんの二人組がやってきました。

まずは土間に足場を組むところから。

ストーブの設置場所は、リビング・ダイニングの土間部分。
煙突のある屋根までは吹き抜けになっているため、室内に煙突をおろすため足場を組みあげます。

自宅建築工事中に取り付け出来てしまえば、あらためて足場を組むこともなかったのにホントすみません…。

ガタイのいいお兄さんが、4メートル近くもある足場にのぼり、クロスに隠れている外煙突の取り付け口を確認。

天井のクロスをカットすると、屋根からの煙突内部がオープン!

そこから1本、2本と煙突をつなぎ…。

いよいよ本体の運び込み。

と言っても、薪ストーブは鉄の塊。
本体重量は200kg近く!!

どんなにガタイのいいお兄さんでもメンズ2人で持ち上げられるものではなく…。
ストーブを車に載せるときはフォークリフト、おろす時はパーツを一つずつ分解して室内に手運び。

パーツはきれいに並べられて。

それらを丁寧に組み上げると、やっと本体が完成!
そして屋根から伸ばした煙突とドッキング!

はぁぁぁぁぁ~、美しい。

ここまで約半日かかり…。

無事ネスタ―マーチンが土間に鎮座する頃には、お兄さんたちの腕も足もパンパン。
大変お疲れさまでございましたm(__)m

新入りのネスタ―マーチンS43の火入れは…、翌日のお楽しみ。

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コメント

    • ツボ
    • 2021年 10月 11日

    突然失礼します。
    我が家にも同じ機種の薪ストーブが来週やってきます。
    質問なのですが、リアヒートシールドだけで壁は熱くなりませんか?うちもほぼ同じような構造で設置するので、どんなものかなと。

      • JIN
      • 2021年 10月 15日

      ツボさん、コメントありがとうございます!
      ご質問の件ですが、まったく熱くなりませんよ。大丈夫です。
      薪ストーブの設置楽しみですね!

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