温痛覚障害に辛かった猛暑も終わり、ようやく秋の気配
ようやく秋の気配、朝晩はグッとしのぎやすくなりました。
夜の虫の音が耳に心地よいです。
それにしても、今年の夏は暑かった。
日中の最高気温が30℃を超える猛暑日が40日以上も続いたんだから、ホントに今年は異常気象。
おかげで7月の終わりから住み始めた新居のエアコンは、8月末まで連日つけっぱなし。
そう、24時間つけっぱなしっ!!
家の断熱性能を実感してみたかったし、日中留守番をする室内犬のためにも、「エアコン24時間つけっぱなし」をやってみることにしたんです。
でも、ちょっと勇気いりました。だって、
「いくらかかるんだろーーーー、コワイーー。」
1か月まるまるエアコンつけっぱなしなんて、これまでチャレンジしたことないですもん。
見当もつかないです。
北陸電力にいくら請求されるのか気が気じゃなくて、途中何度スイッチを切ろうと思ったことか。
うちは1階と2階が吹き抜けでつながっており、空調範囲は「ほぼ家一軒まるごと」。
大げさに言えば、延べ床面積127㎡を24時間均等に冷やす、という感じです。
しかも設計士さんの見立てで、うちのエアコンはきっとオーバースペック(と、私は思っている…)。
1階には、白くまくんのこのサイズ。
(出典:日立)
2階は、1階に比べてやや小ぶりながらこのサイズ。
(出典:日立)
この2つを24時間働かせるのって、やっぱり勇気いるでしょー。
でも、ビビりながらも1か月貫徹してみたところ…。
請求された2018年8月分の電気料金は、『ご利用金額 15,695円』でした。
利用条件を並べると、
・使用期間:7月31日~8月28日
・エアコンの設定温度:26~27℃
・冷房範囲:ほぼ127㎡
・稼働エアコン:2台、24時間
・その他:オール電化
で、約1か月15,695円の電気代。
これって、どうなんでしょ。わたしの第一印象は、高くもなく、安くもないような…。
昨年の家計簿を見返してみると、
2017年7月:電気13,021円+ガス3,014円 合計16,035円
2017年8月:電気13,421円+ガス2,624円 合計16,045円
当時はオール電化でなくガスも使用していたので光熱費合計で、今年と近い?
なんだー、24時間つけっぱなしでも、あんまり変わんないじゃんーー(笑)
でも!
昨年まで借りていた戸建は108㎡と今より狭く、使う部屋だけエアコンをつけるという、今年とは真逆な節約をした電気の使い方だったわけで。
しかも、今年は昨年よりも猛暑!
となると、1か月つけっぱなしの結論は、
・エアコンはこまめにオンオフしても、つけっぱなしでも電力量は変わらない。
・新居の断熱効果でそもそも室内温度が上がらず、エアコンの稼働が少なかった。
の、どちらかか、そのどっちもか。
あ!!
『パッシブハウスだから!』だ。
そっか。
だとしたら、嬉しいですー。
だって、わたしの自宅建築の最大の理由が「温度差のない住環境を作りたい」だったから。
サーモスタットがうまく機能しない温痛覚障害のオットには、夏はやたら暑く、冬はヒートショックになりそうな「NO断熱」の住空間だと、日常的にキツすぎる。
そんなオットの温痛覚障害に、家族としてできることは、温度差の少ない住環境を作り、なるべく体に負担をかけないようにすることくらい。
なので、まだ1か月だけど、この家が省エネ住宅で、オットの体調にもおサイフにも優しい住空間だと実感できてよかったです!!
となると、あと数か月後にやってくる北陸の冬も楽しみ。
さて、その時この家はどれくらい温かいんだろうーー。
コメント
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はじまして?突然のメール失礼致します。
実は自分は延髄硬塞を患い後遺症で悩んでます。何かいろいろ教えていただきたく思いますよろしくお願いします。
千葉さま、はじめまして。
コメントありがとうございます。
夫の発症から約4年半が過ぎ、あまり変化のない(と思われる)後遺症と折り合いを付けながらの日常を送っております。
私共の経験で何かお役に立てることがあればと思います。こちらこそよろしくお願いいたしますm(__)m