薪ストーブ「ネスタ―マーチンS43」に初の火入れ、慣らし運転をする!

(出典:ネスターマーチン ジャパン)

薪ストーブ設置初日は、時間の関係で火入れせず。お楽しみは翌日に。

昨日も来てくれたスタッフのお兄さんからレクチャーをいただきました。

薪ストーブの構造、薪の入れ方、薪の選び方、火のつけ方や空気の調整方法とその役割など。
いわゆる薪ストーブを「正しく」「楽しむ」ための基礎スキルをイチから教えてくれるので安心です。

ネスタ―マーチンのトリセツを手に、冊子に書かれた説明に添って丁寧にゆっくり。
聞き手の反応も見ながら薪ストーブ経験者としての生の意見も織り交ぜ説明してくれました。

薪ストーブのメインの使い手になるオットに向け解説いただき、私はやや後方から2人のやり取りを見守ることに。

とはいえ、姿勢は前のめり。薪ストーブに憧れながらも煙やニオイでご近所とトラブルにならないかと、ずっと不安な気持ちがぬぐえなかった私は、対処方法になりそうなポイントを聞き逃すまいと、かなり真剣にお兄さんの説明を聞いておりました。

でも。

やっぱり、気になる煙とニオイを最小限にするには(私は好きなんですよ、キャンプで焚火を好んでするくらいなので)

 

「乾燥した薪をつかう」

 

コレに尽きるよう。基本だよねー、キホン。

薪ストーブを検討し始めていろんな方に質問したけれど、返ってくる答えは決まって「乾燥薪を使う」。

わかってはいても更なる「テク」があるんじゃなかろうかと、期待して今回も耳を澄ませてみたものの…。
お兄さんの話をどれほど聞いても、「奥の手」などありませんでした。

薪ストーブを使う上で、煙突から煙一つ出さず、薪の燃えるニオイがゼロ、なんてことにならず。
キチンと乾燥した薪を使い、庫内温度を上げ、質の良い燃焼をする。コレしかない。

そうすれば、煙突から目視できるほどの煙は最初の10~15分で、その後はほぼ目視できない程度。薪が燃える時のニオイも何となく外気中に漂うのを鼻先に感じる程度になるそう。

乾燥薪を使うことはユーザーの努力として出来ることだし、質の良い燃焼は薪ストーブのスペックで可能。

薪ストーブを使う上での努力と準備をしたら、あとは上手に燃やすしかないよねー。と、オットの腕を信じるのみと覚悟を決めました。

さて、ひととおり使用上の説明が終わって、いよいよ初の火入れです。

真新しいネスタ―マーチンの庫内はまっさらで、当たり前だけど灰ひとつありません。

実は薪を燃焼するのに、この何もない状態は燃えにくいのだそう。

そのためまずは慣らし運転を3回。慣らし運転で燃焼をしていくうちに灰が庫内に溜まり出し、燃焼しやすい環境をつくる。

なるほど。

お兄さんが慣らし運転用の薪と焚き付けを庫内に並べ、オットがマッチで着火剤に火をつける。

点火―――――――――!

焚き付けから太い薪に火が移りだすまで、ストーブのドアを少しだけあけ、空気を入れ様子を見る。

少しずつ回り始める火を見ながら、お兄さんは解説を続け、オットは嬉しそうに耳を傾ける。
薪ストーブを囲んで話すメンズの後姿を少し離れたところから見ていると、何とも幸せな気分に。

これなんだなぁ、薪ストーブの癒し効果。

炎が揺らめく庫内をボンヤリ眺めるときの脱力感。
遠赤外線でポカポカになりながら、いつまでも炎の揺らぎをみていられる。

 

あ~、入れてよかったー。

 

慣らし運転の途中、煙突の様子を見に何度も外に出ました。
実際に火を入れた時の煙の様子、ニオイの程度を確認したかったので。

火入れしてしばらくは確かに白い煙が煙突から見えたものの、しばらくすると目視できなくなり、ニオイは風向きでややわかる感じ。

ただ、ニオイについては感じ方に個人差があるから、薪ストーブ稼働タイムを工夫することに。

・晴れた日中は稼働させない
・夜と曇り~雨or雪の日は稼働OK

福井の冬は寒さとお天気の悪さで、洗濯物を外に干したり、日中窓を開けていることはほとんどありません。

それでもたまにお天気になると、貴重な晴れ間を利用して洗濯物を外に干したり換気をするお宅もあるので、その時は薪ストーブ禁止。

ちょこっと制限するだけで安心して薪ストーブを楽しめます。
意外と対応策はカンタンだったってことで。

やっぱ、薪ストーブ導入してよかったーー。

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