薪活を振り返る、5~6年分の薪を調達できてしまった話(2018)

実は、昨年のうちに向こう5~6年分は余裕で準備できてしまったんです、薪。

というか、そこまでが大変だった。
2019年の薪活は特に…。

薪活は、自宅建築工事が2018年だったので一昨年から始まっていたんだけど。

2018年の薪活はラクだった。運んだだけだったし。
2019年の薪活は激務、ヘトヘトになった。薪は買うのが一番だと悟ったし。

でも、そのおかげで大量の薪ストックができ、しばらくは薪活から解放されるんだからヨシとしよう。

では具体的にどんな薪活をしたかというと、

2018年→ 自宅建築で残った木材をストック
2019年→ 叔父の自宅解体廃材(半世紀以上前の!)をストック

どっちも建築資材を薪サイズに加工、およそ5~6年分できたかな。

毎日、朝から晩まで、薪ストーブシーズンはフルで稼働させているおうちだと1年程度で消化しちゃうかもしれないけど。

わが家の消化率なら5~6年はいけるはず。

いや、もしかしたら10年いけるかも…。
だって、オット、単身赴任中で福井の自宅にほとんどいませんし。

先日、コロナウィルスで外出自粛生活が続き、あまり行けてなかった空き家の実家の状況をチェックしてきたんですよ。

ひととおり異常がないことを確認し、薪をストックしている3階に上がると…。

これが、3通路分あります。

あらためて、壮観ーーー!

実家は鉄筋コンクリート3階建て。家業を廃業しちゃって、今は使われていません。

その3階部分は、南向きで日当たり良好。コンクリートに囲まれて、古いけどがっちりした鉄製の棚がそのまま残っています。てか、捨てるに捨てられなかったというか…。

ここは以前、商売用の在庫が大量に保管されていたところ。そこに薪をストックしています。

すでに築50年を超えたオンボロ建物なんだけど、躯体はしっかりしていて丈夫。

なので、普段使っておらず、汚れを気にしないモノのを保管するだけなら、まだまだ現役で活躍できるありがたい存在なんです。

で、こんな絶好の環境があるんだから、

材木の保管には困らない!ってことで。

自宅建築時にどうしても出てしまう「建築廃材」をストックするところから薪活をスタート。

ただ、この時点では購入資金に余裕がなくて「薪ストーブ」は設計図面上の存在だけ。実際の導入は「いつかお金ができたらね」だったんですけど。

薪だけは集めておこう!!と。

現場監督さんにご協力を願い、自宅の建築工事の際に出る廃材をできるだけ残してもらいました。
んで、残してもらった廃材を、わたしがセッセと実家に運び込む。

クルマで何往復したことか…。

こんな経験したことなかったから知らなかったんですけど、結構大量に出るんですよ、建築廃材。

しかも廃材って言っても、新築のピカピカの柱になるような木材の残りですからね、キレイで立派!

もちろん、薪ストーブでもなければ大量の木材なんて個人で処分できないから、どんなにキレイで立派でも普通は残してもらわないですけどね。

実家に感謝。
現場監督に感謝。

です。

で、あらためて切り残された材木の端っこを見るとね、

この本体は家の中の柱になってるんだよねー。
この端っこも支払い材料費の一部だよねー。

捨てるの、もったいないよねーー。

って、思うわけです。

そして、その量たるや。端っこの木材が出る日は、雑袋(60×90センチ位)が何袋も!

うち(120平米程度)の大きさでもこんなに出るんだから、もっと大きなお宅ならどれほどの廃材があるんだろうって考えちゃいます。

薪ストーブを導入するかも…。
保管場所、確保できるかも…。

って条件が必要ですけど、自宅建築で出る廃材を有効活用できたらいいですよねー。エコ、エコ。

その分、建築費として支払ってますもん。
その廃材がなかったら、別途、薪の調達必要ですもん。

それ以来…。

よそで木造の建築現場をみかけるたび、「廃材、ちょーだい」って気持ちになっちゃいます。

…こうしてみると、2018年の薪活はユルかったなー。

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