マレット骨折のその後。リハビリが激痛!この1~2週間がガンバリどころ!!

左手の薬指先を骨折したのが6月の中旬。
すぐに鋼線を入れる手術。骨折したところを固定し、完全に骨がくっついたのが8月の初旬。

なんだかんだで7週間、薬指は「まっすぐ伸ばしたまま、固定」されていました。

そして待っていたのが、リハビリ。

聞いていましたよ。
「骨折の治癒まで4~6週間、そのあとはリハビリね。」って。

んが。

リハビリを甘く考えてた。

こんなに痛いとはーーーーーーーーーっ!!

鋼線が入ったままの7週間の不便さが懐かしくなるくらい、あの頃の方がマシだったかもと思うくらい、リハビリに通うのがブルーでならない。

だって。
ひたすら、イタイ。

ずっと曲がることを許されなかった薬指の関節は、7週間の固定生活の中でバッチリ固まっちゃって。
固定装置から解放されたからと言って、はい、今日から曲がっていいんですね♪とはならず…。

当然、曲がらんわね。

「グー」ができない。薬指だけ飛び出ちゃう。
リハビリが始まって3週間目、ようやくここまで曲がるようになったけど、このレベルでも痛みをこらえ力をこめてようやく、です(涙)。この様子を見て院長が、

「ちょっと後遺症が残るかもねーー。」

って。

院長!
サラッとおっしゃいましたけど、コレって、けっこう重い言葉じゃないです?

後遺症?
わたしが?
指先をちょっと引き戸に挟んだだけで?

骨折だと診断された時よりも、
即手術だと言われた時よりも、

ショックなんですけどーーー!!

後遺症。
なかなか絶望的な響きに聞こえ、落ち込みました。

そして。

そんな風に感じた言葉を、これまで無神経に使っていたことに初めて気がついた。

・・・オットもきっと同じように感じていたはず。

ある日、別の手術を受けたことの合併症で脳幹梗塞になり、聞いたこともない「ワレンベルグ症候群」になったと言われ。
昨日まで健康体だったのに、突然、数々の「後遺症」に向き合ってリハビリをする日々がやってきて。

温痛覚麻痺だの、めまいだの、嚥下障害だの、と。

身に起こっただけでもショックなのに、それが努力しても願っても、いくらかは残ってしまうと知らされる。悲しかったろうね。

後遺症って、状況を説明するのに適切な表現なんだろうけど、言う方と言われる方ではこんなにも感じ方に温度差があることに気づけず…。

申し訳なかったです。

オットは愚痴も言わず、毎日淡々とリハビリメニューをこなしてました。
そして、今の日常があるわけで。

わたしも頑張らねば。

この痛みがなければもっとリハビリ頑張りやすいんだけど、しょーがない。
先生にサポートしてもらい、押さえ込む形で曲がらない関節をグイッと曲げる。
第一関節も第二関節も他の指と同じ角度で曲がるよう、強制的に握り込ませるんだけど、これが痛いのなんのって。

そんなに強く押し曲げたらまた骨折するんじゃないかと、ヒヤヒヤするくらいのチカラ加減。
その気になれば自分の右手でも同じように出来るんだろうけど、ハンパなく痛いから自分ではなかなか攻めきれない。

だから2~3日に一度は通院して曲げてもらう。
やってもらわないと一生わたしの左薬指はちゃんと曲がらないまま。

リハビリ開始から1~2か月が勝負らしい。
なんとかできる限り以前の薬指に近づけますように…。

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