薪ストーブで松の薪は要注意!松ヤニは大敵!

薪止めに付着した気持ち悪い物体の正体を突き止める、空気調整が上手くいってるか検証するため、緊急メンテナンスから3日目の検証火入れ。

 

今日こそ、ガラス扉を曇らせない!
煙突からも黒い煙、出さーーん!

 

そう誓って、薪を選抜してやってみる。
あきらかに塗装のないもの、「ヤニ」ありの松っぽくないもの(実は松がよくわからない…)。
それらを選りすぐり、着火~巡行運転まで。

 

順調にキレイに薪が燃える♪
煙突からも黒煙でてないし。いいカンジ。

 

でも、天板温度が200℃に達するまでの時間がかかりすぎ。今回も1時間半~2時間かかっちゃった。どうも、150~180℃付近の停滞が長い。薪が足りないのかなぁ。
空気調整は絞ってないから、空気は足りてるはずだよね。

 

じゃ、次、焚きつけ以降の追加薪を温度が上がるまでは3本にしてみる。うちの針葉樹の薪は広葉樹に比べると短くて軽いから、3本入れてもいいのかもね。天板温度と相談しながらやってみよう。

 

庫内温度上昇の課題はあるけど、薪ストーブ屋さんのお兄さん達に教えてもらった手順と空気調整、薪の選別で着火~追加4、5回目までは順調順調。

しかし、ついにその時が。

 

それまでガラス扉を黒ずませることなく、煙突からも黒い煙を出すことなく、優等生な薪ストーブ運転ができていたのに…。
「こいつ(薪)、ちょっと怪しいかも…」
と思った薪を追加した途端、薪に一気に炎が回り、明らかに黒い煙が強めの炎とともに庫内に充満。

 

あ¨ーーーーーーーーーーーっ!!
犯人、登場ーーーーー!!か?

 

えー、えー、ちょっと薪肌がきれいめだな、と思いましたよ。
えー、えー、十分乾燥しているくせに重量感がある薪だな、と思いましたよ。
ビンゴ、ですか。

せっかく、ここまできれいに焚いてきたのに、この1本のせいで庫内は真っ黒。

すぐに駐車場に出て、煙突を見上げてみると、当然ながら黒い煙がもくもく出てる。

 

あぁぁぁぁぁーーーーーっ、やっぱり(涙)。

 

ダメな薪を特定できたことよりも、クリーンな薪ストーブの今日一日が煤けちゃったのがショックで、テンション⤵⤵。

これで、空気調整だけが「黒いもの」を発生させていたんじゃないと、確定。
薪にも問題があったってことで。むしろ、薪??

 

はぁぁぁぁ…。

 

お兄さん達にキレイにしてもらった煙突上部も、きっとまた汚れちゃったんだろうなぁ。へこむ~~。

 

で、翌朝ですよ。
完全鎮火した薪ストーブを掃除するのに、ガラス扉を開けたら、

じゃんっ!!
はい、真っ黒。

怪しい「薪」をくべる前は、うっすらベージュっぽい影くらいしかついてなかったのに、たった1本でこれですよ。
めっちゃゲンナリ。

そして、ホラーな薪止めの黒い垂れ下がり。
この垂れ下がってるの、見た目と違い、付着してなくて、軽くて、ちょっと触れるとフワっと散る。けど、昨日見たヤツと同じだね。

薪から上がる炎の先にヤニの燃えたのが乗って庫内を浮遊するから、こんな風に黒い糸のシャワーみたいになるのよね。
それが証拠に、ヤニ松の薪(もう、ヤニ松、と呼んでやる!)があったあたりの庫内壁面にも、たくさんの黒い付着あり。

↓↓これね。

 

もう、犯人確定ゆるぎなし!

ヤニ松めっ!!

今夜は、ヤニ松を徹底的に排除し、選抜薪で焚いてみる。
空気調整を正しく、
怪しげな薪を除き、
ときどき広葉樹もくべて、

ガラス扉と煙突の排気をチェックしよう。クリーンでありますように✨  →薪の山から「ヤニ松」を選別したお話は、こちら。

 

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